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  3. 広島西部山系直轄砂防事業とは
 広島西部山系とは、広島市(東区一部、西区一部、安佐南区、安佐北区一部、佐伯区一部)、廿日市市(一部)、大竹市(一部)の3市にまたがる地域のことをいいます。この地域は、山裾まで宅地化が進み人口や資産が集中しています。また、国道2号・山陽自動車道等の主要な交通網が横断しているなど社会経済的に重要な地域であることや、マサ土と呼ばれる砂質土に覆われていることなどの特徴を持っており、昔から土砂災害が多い地域となっています。
 従来、広島県により砂防(さぼう)事業が進められてきましたが、平成11年6月29日に発生した大きな土砂災害(6.29災害)をきっかけに国による砂防事業が始まりました。砂防堰堤などを整備するハード対策、土砂災害に関するさまざまな情報を提供するなどのソフト対策を進めています。
これまでの経緯
  西部山系直轄砂防事業 広島県による砂防事業
平成11年6月
〜平成11年度
広島豪雨災害発生
(死者24名、家屋災害138棟)
災害関連緊急砂防事業の実施
平成12年度〜   砂防激甚災害対策特別緊急事業の実施
平成13年度〜   土砂災害防止法に基づく基礎調査に着手
平成13年4月 広島西部山系直轄砂防事業に着手  
平成14年4月   土石流危険渓流調査結果の公表
平成15年1月 利松(としまつ)地区、 三鎗谷(みやりだに)地区、 相田地区を始めて砂防指定  
平成15年3月 広島西部山系砂防基本計画を策定 土砂災害防止法に基づく土砂災害警報
区域・特別警戒区域を指定
平成15年6月 広島西部山系直轄砂防事業着工(相田)  
平成16年4月 太田川河川事務所に広島西部砂防出張所を新設  
平成16年7月 相田1号砂防堰堤(広島市)の完成  
平成16年8月 相田2号砂防堰堤(広島市)の完成  
平成17年3月 湯舟(ゆぶね)地区(大竹市)の完成  
平成17年8月 三鎗谷地区(旧大野町)の完成  
平成18年3月 四季が丘1・6号砂防堰堤(廿日市市)の完成  
平成18年7月 海田ヶ原砂防堰堤(広島市)の完成  
平成18年9月 土砂災害警戒情報の運用開始
平成19年3月 玖波地区(大竹市)の完成
平成19年3月 宮園2・4・5号砂防堰堤
四季が丘2号砂防堰堤(廿日市市)の完成
平成19年7月 宮園1号砂防堰堤(廿日市市)の完成
平成19年8月 相田地区(広島市)の完成
平成19年10月 赤土地1号砂防堰堤(広島市)の完成
平成20年3月 綾ヶ谷2号砂防堰堤(広島市)、
宮園3号・四季が丘3号砂防堰堤(廿日市市)の完成
平成20年8月 広島県土砂災害ポータルサイトの公開
平成20年11月 上ヶ原砂防堰堤(広島市)の完成
平成20年12月 四季が丘4号砂防堰堤(廿日市市)、
宮内3号砂防堰堤(廿日市市)の完成
平成21年2月 四季が丘5号砂防堰堤(廿日市市)の完成
平成21年3月 中野1号砂防堰堤(広島市)、
高取砂防堰堤(広島市)、
宮内4・7号砂防堰堤(廿日市市)の完成
平成21年6月 利松地区(広島市)の完成
平成21年6月 大町1号砂防堰堤(広島市)の完成
平成21年9月 武田山3号砂防堰堤(広島市)の完成
平成22年5月 川角2号砂防堰堤(広島市)の完成
平成22年6月 武田山2号砂防堰堤(広島市)、
宮内5号砂防堰堤(廿日市市)の完成
事業紹介
広島西部山系砂防事業
完成堰堤地区
完成堰堤地区と、各地区の画像がご覧いただけます。