宇那木神社と光広神社には、長年守られてきた鎮守の森 があります。環境省が指定する「特定植物群落」という地域の大切な林です。ここでは、人の利用がなければ本来、この地域に広がっていた森林や樹木を観察することができます。
大木の多い、宇那木神社の鎮守の森 です。
シロバイという木です。県下の常緑樹林の中でも、めったに見かけることのない木が残っています。
毛のようなトゲがいっぱい。これは、コジキイチゴ。鎮守の森 の木という訳ではありませんが、一風変わったこんな木も生えています。
コジキイチゴの花。イチゴの仲間です。
4月、紅(べに)色のゼンマイのようなシダを見かけたら、それはベニシダです。
イヌビワ 。広島西部山系ではアカマツ林 にも出てくる落葉樹ですが、気温の低い地方では、神社林にしか出てこない、常緑樹林の構成種です。