カマツカ

科名
バラ
タイプ
落葉低木

解説

アカマツ林やコナラ林 など、人の手が入った明るい林の中でよく見かける樹木です。常緑樹林で見かけることはまずないでしょう。方言名のウシコロシは、材を牛の鼻輪に使っていたからと言われています。葉や花の柄にある毛の量によって、ワタゲカマツカ、ケカマツカと区分することがあります。
高さ5~7mの落葉低木です。葉は紙のような質感で、ふちには細かい鋸歯(きょし)があります。

開花と実のなる時期

花が咲く時期:5月
実がなる時期:10月-11月

方言名とその分布

  • ウシコロシ
  • ウシゴロシ
  • コシキ
  • ヂイナカセ
方言名とその分布:ウシコロシ
方言名とその分布:ウシゴロシ
方言名とその分布:コシキ
方言名とその分布:ヂイナカセ

出典: 広島県の植物方言と民俗/渡辺泰邦著 2001年7月発行

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