常緑樹林を代表し、特徴づける樹木です。椿(つばき)として、庭などにも植えられているので、なじみ深い植物と言えるでしょう。また、実から油を採取したり、材として利用したり、観賞用として栽培されたりと、古くから利用され愛されてきた樹木のひとつです。常緑樹林だけでなく、アカマツ林 やコナラ林 、ケヤキ林 でも高頻度で見られます。高さ15mに達する常緑高木です。葉は互生し、表面は濃緑色で光沢があり、テカテカしています。葉の形はだ円形で、まばらな鋸歯(きょし)があります。