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中国地方整備局における「週休2日」推進の取り組み

「週休2日制」については、公共工事担い手の中長期的な育成・確保の促進を目的に、平成27年度より一部工事において実施し、 平成29年1月以降発注手続きを開始する工事より、原則、全ての工事を対象として試行。
  平成29年度より、 週休2日を実施する工事を対象に共通仮設費と現場管理費の補正を行っていたが、 平成30年度以降公告工事を対象に閉所状況に応じた経費の補正係数を設定・拡大

週休2日制の内容(平成30年4月1日以降公告工事以降)

 平成30年4月1日以降公告工事から週休2日制の考え方が変更となっています。
○試行の実施
 ・受注者希望型※1は工事契約後、試行実施の希望を工事着手日までに発注者と協議すること。
 ・対象期間(工事着手日から工事完成日まで)※2において、週休2日相当の現場閉所※3を行うこと。
 ・受・発注者間において、工程を共有し、週休2日が確保されるよう工程管理を行うこと。
 ・試行実施の中で、週休2日制を導入するにあたっての問題点、課題等を抽出・整理することを目的にアンケート調査等を実施するので協力すること。
※1:工事契約後、受注者からの協議により「試行工事」を行う試行工事
※2:平成29年1月~30年3月31日公告工事は、「対象期間」は「工期内」と読み替える。
※3:現場閉所は、1ヶ月単位で4週8休を実現しなくても、対象期間内で週休2日相当の現場閉所を行っていればよい。(現場閉所は土日や祝日でなくてもよい)


○週休2日の継続が困難となった場合の取扱い
【発注指定型】
・受注者の責により、週休2日が実施出来ない場合は、必要に応じ工事成績評定要領に基づき点数を減ずる措置を行う。
・契約変更時に労務費、機械経費及び間接工事費の補正分を減額する。
(※平成29年1月~30年3月31日公告工事については、・・・)
【受注者希望型】
・工事途中に週休2日が困難となった場合は、速やかに監督職員へ申し出ること。なお、その場合において、契約上及び工事成績のペナルティーはありません。

○週休2日達成に対するインセンティブ
・週休2日が確保(達成)できた場合は、工事成績のうち、総括監督員及び主任監督員の評価において評価項目を追加する。
 (※平成29年1月~30年3月31日公告工事については、主任監督員の工程管理における「その他」項目で評価する)
・受注者希望型の場合は、請負工事費の労務費、機械経費及び間接工事費(共通仮設費、現場管理費)について、達成度に応じた補正係数を設定し契約変更を行う。
 (※平成29年4月~30年3月31日公告工事については、間接工事費のみ補正係数を設定)

中国地方整備局における「週休2日制」試行工事の実施状況

■週休2日制の試行工事実地概要【H30.4末現在】

  試行
件数
契約済
件数
試行
割合
H29.1~3月に発注手続きを開始し
契約した工事
46件 216件 21%
H29.4~発注手続きを開始し
契約した工事
240件 622件 39%

■平成29年1月以降発注手続きを開始し、契約した工事【H30.4末現在】

  H29.1~3発注手続き開始 H29.4~発注手続き開始 合計(参考)
試行
件数
契約済
件数
試行
割合
試行
件数
契約済
件数
試行
割合
試行
件数
契約済
件数
試行
割合
一般土木 11 44 25% 73 197 37% 84 241 35%
維持修繕 16 103 16% 79 223 35% 95 326 29%
アス舗装・セメ舗装 8 23 35% 17 63 27% 25 86 29%
電気・機械・通信等 6 13 46% 45 73 62% 51 86 59%
その他(造園・塗装等) 5 33 15% 26 66 39% 31 99 31%
46 216 21% 240 622 39% 286 838 34%

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