川のことが少し分かってきたかな?
ここではみんなから多くよせられた質問
(しつもん)
にお答えしちゃいましょう!
4
川から湖ができるのは、
どんなときなの?
●川がせき止められたり、土地が落ちこんだりしてできる
火山の噴火
(ふんか)
や山くずれで、川がせき止められることがあります。このようなときには、大きな水たまりができて、湖になります。これを「せき止め湖」といいます。
川すじの土地が、大きく落ちこんだりするときがあります。そのくぼみに、水がたまって湖になります。これを「かんぼつ湖」といいます。
川が長い年月の間に、ヘビが曲がりくねって進むときのように、曲がって流れるようになったときに、大水などが起こって川すじが変わり、曲がった部分がとり残されて、湖になることがあります。これを「三日月湖」といいます。
●大正池は「せき止め湖」、琵琶湖
(びわこ)
は「かんぼつ湖」
川がせき止められてできた「せき止め湖」には、上高地の大正池があります。川すじが落ちこんでできた「かんぼつ湖」には、琵琶湖
(びわこ)
があります。
また、川すじが変わり、曲がりくねった部分がとり残されてできたものには、石狩川流域
(いしかりがわりゅういき)
の「三日月湖」があります。