川のことが少し分かってきたかな?
ここではみんなから多くよせられた質問
(しつもん)にお答えしちゃいましょう!


7 なぜ 川の上流と下流は
どこでみ見分けるの?

解説 ●流れの速さや石の大きさなど
 川の上流の水はふつう、川の両側が山で囲まれている、谷間を流れています。水の量は少なくて、川はばがせまく、川底のかたむきが急になっているので、水の流れは速くなっています。
 両岸は、がけになっている所が多く、大きな角ばった石がごろごろしています。ときには、滝(たき)が見られることがあります。また、上流にはダムが造(つく)られることがあります。
 川の下流では、川はばが広くなり、水の量も多くなっています。川底のかたむきがほとんどないので、水はゆっくりと流れています。また、川は曲がりくねって流れることが多くなります。
 川岸には、砂(すな)や土でできた、広い川原ができます。また、川底には、小さくて丸い小石や、砂(すな)、土などが積もってます。

●下流へいくほど、石が小さく丸くなる
 川の上流には、近くの山や、がけからくずれ落ちてきた、大きな石があります。この石は長い間に少しずつ、下流へ流されていきます。
 上流の大きな石が下流へ流されていくうちに、川岸や川底にぶつかったり、石どうしがぶつかりあったりして、だんだん小さくなっていきます。そして、角がとれて丸くなっていきます。

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