川のことが少し分かってきたかな?
ここではみんなから多くよせられた質問
(しつもん)
にお答えしちゃいましょう!
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川の水はこおることが
あるの?
●水温が0℃以下になるとき
川の水温は、水面での水温と気温とのちがい、地中の温度とのちがい、それに地下水が流れこんでくるかどうかなどにより変わります。
また、川の上流、中流、下流、緯度
(いど)
などのちがいによって、川の水温は変わります。わき水や支流
(しりゅう)
から、水が流れこんでくるときにも、水温が変わります。
川の水がこおるのは、水温が0℃以下になるときです。しかし、川には地下水が流れこんだり、川の水は流れているので、なかなか0℃以下になることはありません。
●北の寒い地方でこおる
川の水がこおる所は、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸などの、北の寒い地方で見られます。アジアでは、北緯
(ほくい)
35度よりも北の地方です。
川の水がこおっている日数は、北へいくほど長くなります。氷の厚
(あつ)
さは、こおっている日数が長くなるほど厚
(あつ)
くなります。
こおっている日数が、50日で約35センチメートル、100日で約70センチメートル、150日では、120〜130センチメートルにもなります。
日本では、オホーツク海沿岸地方
(えんがんちほう)
の川で、こおることがあります。シベリア南東部と、中国東北部との国境
(こっきょう)
や、その近くを流れるアムール川は、上流で11月の初めごろ、下流で11月の中ごろにこおって、4月ごろにとけます。