川のことが少し分かってきたかな?
ここではみんなから多くよせられた質問
(しつもん)にお答えしちゃいましょう!


14 なぜ 三角州は、何のはたらきで
できるの?

解説 ●川の水のはたらき
 川の水には、3つのはたらきがあります。川の水が川岸や川底を、けずったりするはたらきを「しん食作用」といいます。川の水がけずりとった土や砂(すな)、小石などを下流の方へ運ぶはたらきを、「運ぱん作用」といいます。
 また、川の水が運んできた土や砂(すな)、小石などを川底に積もらせるはたらきを、「たい積作用」といいます。

●川の水の「たい積作用」によってできる
 川が河口(かこう)近くまで流れてくると、川の流れがゆるやかになります。すると、川の水が運んできた、土や砂(すな)などが積もり、流れの真ん中あたりに、中州という、島のようなものができます。
 川の水が、中州の左右に分かれて流れていくうちに、さらに土や砂(すな)などを積もらせて、中州が、だんだん大きくなっていきます。このようにしてできたものは、三角形をしているので、三角州といいます。三角州は、川の水の「たい積作用」によって、できたものです。

三角州のでき方

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