川のことが少し分かってきたかな?
ここではみんなから多くよせられた質問
(しつもん)
にお答えしちゃいましょう!
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三角州は、何のはたらきで
できるの?
●川の水のはたらき
川の水には、3つのはたらきがあります。川の水が川岸や川底を、けずったりするはたらきを「しん食作用」といいます。川の水がけずりとった土や砂
(すな)
、小石などを下流の方へ運ぶはたらきを、「運ぱん作用」といいます。
また、川の水が運んできた土や砂
(すな)
、小石などを川底に積もらせるはたらきを、「たい積作用」といいます。
●川の水の「たい積作用」によってできる
川が河口
(かこう)
近くまで流れてくると、川の流れがゆるやかになります。すると、川の水が運んできた、土や砂
(すな)
などが積もり、流れの真ん中あたりに、中州という、島のようなものができます。
川の水が、中州の左右に分かれて流れていくうちに、さらに土や砂
(すな)
などを積もらせて、中州が、だんだん大きくなっていきます。このようにしてできたものは、三角形をしているので、三角州といいます。三角州は、川の水の「たい積作用」によって、できたものです。