1.事業の概要
一般国道29号津ノ井バイパスは、一般国道29号と一般国道53号を結び、現在供用済みの鳥取南バイパスと一体となって、鳥取市の半環状道路を形成し、鳥取市街地に流入する交通を分散・導入して市内の交通混雑の緩和を図るとともに、鳥取20万人構想の受け皿となる津ノ井ニュータウンと鳥取市の中心部を結ぶ幹線道路として計画された道路で、将来の都市づくりに大きく寄与するものと期待されている。
当バイパスは、昭和59年度の鳥取市祢宜谷から同叶間延長7.5kmを、さらに平成10年度から叶から中国横断自動車道姫路鳥取線IC(仮称)間(鳥取市菖蒲)延長2.0kmの事業に着手している。
現在までに津ノ井ニュータウンから鳥取市南栄町(津ノ井工業団地)までの延長2.3km及び鳥取市正蓮寺から鳥取市菖蒲間延長4.0kmを供用しており、今回、供用済みの両区間に挟まれた鳥取市南栄町から同正蓮寺間延長1.2kmの供用を図るものである。この度の供用により津ノ井ニュータウンから一般国道53号叶交差点までが繋がることになる。
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