記者発表
H17.5.11
災害シーズンに備え演習を行います
〜平成17年度「管内災害対策演習:洪水対策演習」のお知らせ〜
鳥取河川国道事務所では、過去の大規模災害等を貴重な教訓として今後の災害に対する防災体制を強化していく考えです。昭和58年より梅雨時期の前に、被災状況等の迅速かつ正確な把握と伝達や指揮・対策を目的に下記の通り災害対策演習を実施しています。
 
 特に、今年は初めて、(1)RSSを活用した情報伝達訓練(ローソン鳥取秋里店で実施:9時55分頃予定)、(2)ホットライン(電話)による情報共有訓練(鳥取市長→鳥取河川国道事務所長:10時20分頃予定)を実施します。
 
 
なお、鳥取河川国道事務所災害対策室(9時40分から10時40分)及びローソン鳥取秋里店(9時55分から10時5分)において、訓練状況を取材公開しますのでお知らせします。


日時: 平成17年5月12日(木) 9:00〜16:00
場所:
鳥取河川国道事務所2階災害対策室
(鳥取市田園町4丁目400)

ロードセーフティステーション
ローソン鳥取秋里店(鳥取市秋里1332)
主な内容:
(1) 河川・道路災害等を想定した、送・受信の情報伝達訓練
(2) 各種IT機器を使用した現地映像の伝達訓練
(3) RSSを活用した情報伝達訓練
(4) ホットライン(電話)による情報共有訓練
      (鳥取市長から鳥取河川国道事務所長へ連絡)
演習想定内容:
 「5月2日未明、北西太平洋上で発生した台風3号は、12日3時頃長崎県西
海市付近に上陸し、中型で強い勢力を保ったまま北東に進み、12日9時頃島根
県松江市美保関町を通過し日本海上を北東へそのまま直進した。
 この間、台風の影響により、中国地方各地で暴風、大雨となり、特に鳥取県中
西部地域において集中豪雨となった。」

  この想定のもと、12日9時40分から鳥取河川国道事務所に災害対策支部を設置し、管内の被災状況の情報伝達、指揮・対策等の演習を行います。

昭和54年台風20号による
千代川(鳥取市用瀬町鹿の子)状況
平成16年台風21号による
一般国道53号(県庁前)状況

(参考)付近図


●RSS「ロード・セーフティステーション」
(ボランティア・サポー ト・プログラム)を活用した情報伝達訓練

1.RSS「ロード・セーフティステーション」とは
 道路に関する異常発見等の情報収集は、主にパトロールによって行っていますが、より速くよりきめ細やかな対応を行うためには道路を利用する方からの情報収集が不可欠です。
 このため、国土交通省中国地方整備局と直轄国道沿道コンビニエンスストアーとが協力して道路情報の連絡等を行い、道路通行の安全確保と良好な維持管理に資することを目的とするものです。

2.活動内容
 (1)実施店舗は、道路利用者から国が管理する国道に関する情報の提供があった場合は、該当事務所への連絡に協力するとともに、(2)実施店舗は、該当事務所からの道路に関する一般的な情報提供の要請があった場合は、業務に支障のない範囲で協力することとなっています。

3.現在の状況
 現在、鳥取県内のRSSとしては、ローソン(14店舗)、ポプラ(15店舗)にご協力を頂いております。

4.伝達訓練内容

問い合わせ
国土交通省 中国地方整備局 鳥取河川国道事務所

 副所長(河川) 

植田 光明

 副所長(道路)

日野 和弘

 河川管理課長

山口 一夫

 道路管理第一課長

樫村 宗宏
TEL:0857-22-8435(代表)
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