平成16年9月30日の台風21号来襲時には、国道53号・智頭トンネル岡山側抗口での土砂流出により約5時間の全面通行止めを実施しました。
この時の通行規制に関して「みちづくり女性フォーラムin広島」(H17.7.23開催)において、参加者から次のようなご意見を頂きました。
昨年の台風21号来襲の際、鳥取から自宅がある智頭町に帰ろうとしたが、智頭トンネル付近で通行止めが発生し、国道53号経由で帰ることができない状況となった。その時、いつ規制解除となるのか、迂回路はあるのか等の情報取得の手段がなくて非常に困った。
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災害による通行止め等の規制情報は関係行政機関やマスメディアに対して情報提供を行うとともに、道路上に設置してある道路情報板に情報掲示を行っております。しかしながら、情報板も無くカーラジオ・テレビ等から情報提供も無い場合には規制開始・解除等の情報取得は不可能でした。
国土交通省鳥取河川国道事務所では、今回の貴重なご意見を踏まえ、災害による緊急的な通行規制時にドライバーが通行止め等の情報をリアルタイムに入手可能なシステムの早急な開発が必要と判断し『鳥取県東部地域防災情報通知システム』を開発することとなりました。