事務所の変遷
 鳥取河川国道事務所の歴史は、大正12年(1923)9月19日、鳥取市行徳の行徳青年会館を借り上げ、内務省鳥取土木出張所千代川改修事務所として創設され、千代川の直轄改修に着手したことに始まります。用地事務を担当する千代川土地収用事務所も大正13年(1924)3月に設置されましたが、昭和6年(1931)4月に改修事務所と統合しました。
 昭和14年(1939)5月には鳥取国道改良事務所が、また昭和17年(1942)5月には戸倉国道改良事務所が設置され、国道18号(現一般国道9号)及び国道20号(現一般国道29号)の改築に着手しましたが、職員の多くは千代川改修事務所と兼務しており、昭和18年(1943)4月1日にはこれらは統合され、内務省大阪土木出張所鳥取工事事務所となりました。
 戦後、昭和23年(1948)7月には建設省が発足し、中国四国地方建設局鳥取工事事務所に、同33年には(1958)6月には四国地建を分離して中国地方建設局鳥取工事事務所に改めました。昭和50年(1975)には鳥取市田園町に事務所庁舎を新築し、大正13年以来の鳥取市古海(安長)から移転しました。
 平成13年(2001)1月には中央省庁再編に伴い、国土交通省中国地方整備局鳥取工事事務所となり、さらに平成15年(2003)4月には鳥取河川国道事務所と改称し、平成24年(2012)4月には新たに殿ダム管理支所を開設し現在に至っています。
▲大正12年 鳥取土木出張所借上庁舎 仁風閣(久松公園内) ▲大正13年 千代川改修事務所庁舎 (鳥取市安長) ▲鳥取市古海の旧庁舎

▲昭和50年11月に完成した現、事務所庁舎
▲千代水出張所 ▲河原出張所 ▲殿ダム管理支所
▲鳥取自動車道出張所 ▲鳥取国道維持出張所 ▲郡家国道維持出張所
もどる
すすむ