平成９年の河川法の改正に伴い、河川法第１６条の２第１項において河川管理者は、河川整備基本方針に沿って河川整備計画を策定することが義務づけられています。
　千代川水系においては、平成１８年４月に千代川水系河川整備基本方針を策定、同基本方針に沿って平成１９年５月に千代川水系河川整備計画を策定しました。
　以降、千代川の大臣管理区間における河川整備を進捗してまいりましたが、令和４年度を目途に同整備計画の整備メニューが概ね完了することと併せ、昨今の気候変動の影響による頻発化・激甚化する降雨状況を鑑み、千代川水系においても、気候変動による降雨量の増加を考慮した治水計画の見直しが必要となりました。
　そのため、令和４年１２月に千代川水系河川整備計画を変更策定し、今後概ね２０年間の整備内容を改めて定め、治水事業を進めてまいります。