(4)主要な地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量に関する事項
 
 行徳における昭和31年から平成15年の平均渇水流量は約15.8m3/s、平均低水流量は約30.1m3/sであるのに対し、行徳から下流における既得水利は農業用水として約0.2m3/s、工業用水として0.2m3/sという状況にある。
 行徳地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量は、動植物の保護等を考慮して、概ね14m3/sとする。
 また、流水の正常な機能を維持するため必要な流量には、水利流量が含まれているため、水利使用等の変更に伴い、当該流量は増減するものである。