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千代川から運ばれた石や砂(すな)によって、鳥取平野や、鳥取砂丘(さきゅう)ができました。 |
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川は、右や左に水の流れを変えながら、平野をつくります。
左の地図は、原始時代の遺跡(いせき)[昔の人が住んでいた家や墓(はか)のあと]をしるしたものです。
これを見ると、山のふもとに家をつくって生活していたことがよく分かります。今の鳥取平野は、原始時代は沼(ぬま)のような所で、ここに千代川から運ばれた石や砂が貯(た)まり、平野ができました。
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川には、水を流す働(はたら)きのほかに、山や川底(かわぞこ)をけずるはたらきや、石や砂を運び、それを貯める働きがあります。傾斜(けいしゃ)の急な所からゆるやかな所へ出ると、流れがおそくなり、石や砂を貯めます。 |
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鳥取県には、日本海(にほんかい)に流れるたくさんの川があります。
たくさんの川から運ばれた砂が、北風による日本海の波(なみ)で海岸に打ちよせられて、砂丘はつくられます。 |
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千代川河口(鳥取市賀露港) |
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鳥取砂丘 |
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