山口県には中規模の都市が点在しており、8つの広域生活圏からなる分散型の都市構造を形成しています。 中山間地域の連携強化や日常生活における利便性・安全性向上への事業を推進していきます。 【平成19年度の主な取り組み】 ・一般国道2号厚狭・埴生バイパスの整備推進
県内では未だ市街地や通学路において歩道が設置されていない区間が残っています。 今後も、引き続き必要性の高い区間を中心に効果的な歩道整備を進め、歩道空間のバリアフリー化を推進していきます。
日本のCO2排出量の約2割を運輸部門が占め、そのうちの約9割が自動車交通によるものです。自動車のCO2排出量は、走行速度の低下とともに増加する傾向があり、都市部の渋滞が大きな発生要因となっています。 CO2排出量の削減に向け、都市部の交通円滑化のための道路整備を推進していきます。 ※平成19年山口県において公表された平成15年値(291万t-CO2/年)を表記しています。
山陰地域の多くは、高速ICまでの移動に30分以上を要し、広域交流の促進や地場産業の活性化の課題となっています。 山陰地方の道路ネットワークの強化を図るため整備を推進していきます。 【平成19年度の主な取り組み】 ・国道191号萩・三隅道路の整備推進
※1 事故危険箇所 10年に1度以上の確率で死亡事故が発生する恐れの高い箇所、または、幹線道路の平均事故率の5倍以上の確率で事故が発生する箇所を「事故危険箇所」として指定し、都道府県公安委員会と道路管理者が連携して集中的な死傷事故抑止対策を講じています。
※2 あんしん歩行エリア 歩行者及び自転車利用者の安全な通行を確保するために緊急に対策を講ずる必要があると認められる住居地区又は商業地区内の人身事故発生件数が、1km2当たり年間42件以上で、概ね100〜200ヘクタールの区域を「あんしん歩行エリア」として指定し、都道府県公安委員会と道路管理者が連携して、面的かつ総合的な死傷事故抑止対策を講じています。