平成22年12月17日

佐波川の取水制限について

〜 第三次取水制限を前倒しで実施します〜

○佐波川流域では8月より少雨傾向であり、佐波川ダム・島地川ダムの貯水量が減少を続けたため、10月25日に第1次取水制限(10%)、12月2日に第2次取水制限(20%)を実施しました。

○しかし、その後もダムの貯水量は減少傾向なため「佐波川渇水調整協議会・第2回委員会」を12月16日に開催し、今後の渇水対応を協議しました。
その結果、決定内容は以下のとおりです。

◆決定内容◆
12月17日(本日)9時から、30%の取水制限(上水・工水・農水) を前倒しで開始する

※上記決定内容を受け、12月17日9時より30%取水制限を開始しました。


【理由】

・12月16日時点で2ダム合計貯水率が31.2%(平年の43.4%)まで低下

・12月10日に福岡管区気象台が発表した「九州北部地方(山口県を含む) 1ヶ月予報」において、降水量は"平年並み"が見込まれており、多 くの雨が期待できない。


(参考)
 佐波川渇水調整ルール(通常)
  2ダム合計貯水率が20%を下回った場合、30%の取水制限を行う

なお、今後、取水制限の変更があった場合、改めて記者発表します。

参考資料 : pdfファイル 佐波川流域平均降水量、佐波川ダムと島地川ダムの合計貯水量、佐波川渇水(節水)対策 (PDF形式:378KB)
問い合わせ先
佐波川渇水調整協議会事務局(国土交通省 山口河川国道事務所)
 副所長(河川担当) 田辺 裕和 (内線204)
 河川管理課長 今津 勉 (内線331)
 電話番号 0835−22−1890