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(無料高速)
・尾道松江線などは有料では採算がとれないのではないか。70km/h程度の無料の高規格な道路として整備すれば、利用者も増加し、整備する意義が高まるのではないか。 |
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(その他)
・高速道路を効率的に使うため、ETCの利用促進(普及)に向けて自動車業界などと連携する必要があるのではないか。
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B |
都市部・市街地の問題 |
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(都市内の幹線道路の交差方式)
・都市部の幹線道路は基本的に平面交差ではなく、立体交差にすべきではないか。短時間で立体交差が可能となるような技術・工法の開発に努力すべきである。
・都市部においては、通過車両をいれない道路網の整備・制限、トラックの排除、立体交差をするなど、市民に相当開放されたものでなければならないのではないか。
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C |
管理の問題・ストックの活用 |
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(どう使うかの視点)
・バイパス整備が完了するまでは高速道路の有料料金を引き下げるなど、道路を効率的に利用するためにダイナミックな施策が必要ではないか。
・既存道路を有効に活用するための工夫について考えていく必要がある。 |
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(管理の一元化)
・国道、県道、市町村道、あるいは国土交通省が整備する道路と農林水産省が整備する道路など、道路管理が必ずしも一元化されていない。これが非効率な道路整備を生んでいる要因ではないか。 |
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(歩く道としての視点)
・高齢化社会の中、歩いてどこでも行ける街が理想である。歩く視点からの道路整備が必要である。
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D |
重点投資・戦略性 |
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(効率性・経済性)
・道路予算は単年度予算ではなく、プロジェクト的に重点投資をすべきではないか。少しずつ整備するよりも一気に整備すれば効果を発揮する道路もある。整備の重点化が必要である。
・採算がとれる道路はPFIで整備し、国は採算のとれない道路を整備するなどドラスティックな方法を考えていかなければならないのではないか。 |
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(優先順位)
・整備優先順位を決定する際、部分的な箇所での議論となると、地域エゴ的な議論になりやすい。優先順位は、小さな地域の中で行うのではなく、中国・四国を含む大きな地域の中で決定して行くべきである。 |
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(市町村合併・道州制)
・補助金制度のシステム化(見直し)が必要であり、少なくとも市町村合併や道州制が進む前に見直すことが必要である。
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E |
特定財源についての議論 |
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(税制改革)
・道路特定財源の一般財源化が議論になっているが、特定財源の枠の中だけで論じるのではなく、税制改革という日本の国税のあり方全体の中で、道路料金の値下げや無料道路の仕組みなどを議論していくべきである。
・受益者負担の考え方からすれば、自転車利用者へも課税が必要ではないか。
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