国土交通省中国地方整備局 建政部
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交通結節点改善事業
 交通機関間の円滑な乗り換え、鉄道による市街地分断の解消、バリアフリー化への対応等のため、駅前広場や自由通路などを一体的、総合的に整備するものです。

 交通結節点改善事業

交通結節点とは
・異なる(又は同じ)交通手段を相互に連絡する乗り換え・乗り継ぎ施設
・移動の一連の動きの中での、「つなぐ空間」と「たまる空間」としての役割

改善例
・駅前広場の整備、バス停の駅前広場内の設置などにより、鉄道とバスの相互の乗り継ぎが快適に!
・バス停にシェルターを設置することにより、雨に濡れずに乗り換え可能。

交通結節点のイメージ
交通結節点のイメージ
事業内容
1)広場関係
・駅前広場、バス交通広場(道路敷地外を含む)の整備
・交通結節点と密接に関連するアクセス道路の整備
2)歩行者、自転車関係
・駅自由通路など歩行者通路・自転車通路(道路敷地外を含む)の整備
3)情報施設関係
・交通連携情報施設の整備
4)駐車場関係
・パークアンドライド駐車場の整備

交通結節点の改善例


 岡山駅地区交通結節点改善事業
 1日当たり約12万人の乗降客が利用する岡山駅は、JR山陽本線、JR 伯備はくび 線、JR瀬戸大橋せ と おおはし線等が乗り入れる中・四国最大規模の拠点駅であり、山陰地方や四国地方への重要な発着地となっています。
 しかしながら、岡山駅周辺地区はJR線により市街地が分断され駅の東西で土地利用の格差が著しく、また西口の駅前広場が手狭なため鉄道やバスとの結節機能が十分でない状況です。
 本事業は、駅の東西連絡通路及び西口広場の拡張及び施設の再編を行ない駅周辺の一体的な市街地整備と交通結節機能の強化を図るものです。

完成後状況写真 位置図


内観デザイン
内観デザイン
東口デザイン
東口デザイン

【施設名】 【現況】 【整備後】
広場面積 約4,000m2 約13,500m2
バス乗降場 2箇所 9箇所
バス駐車場 3台
タクシー乗降場 1箇所 3箇所
タクシー駐車場 16台 21台
一般車乗降場 2箇所 7箇所
一般者駐車場 10台 12台
障害者乗降場 2箇所
障害者駐車場 2台
緊急者乗降場 1箇所
送迎バス乗降場 2箇所 2箇所
  着手前状況写真
駅前広場が手狭なため、タクシー等の自動車が輻輳する駅西口広場

期待される整備効果
■交通結節機能の改善
  • 東西連絡通路及び駅前広場の拡張及び再編により、乗継ぎの利便性が促進されます
    (乗継ぎ時間の短縮 鉄道⇔バス 平均約5分→約2分(約3分短縮 6割削減)
■安全性・快適性の向上
  • ユニバーサルデザインに配慮したバス停上屋及び歩道等の整備により、安全性及び快適性の向上が図られます

 平良駅地区交通結節点改善事業
 シビックコア地区整備計画が進む新宮地区において、国道2号から広島電鉄廿日市市役所前(旧名称:平良)駅までの区間が市街地のシンボルロードとして整備されました。
 都市景観の向上を目指した電線類の地中化やバリアフリー化等を行い、安全で快適な歩行空間の確保や駅及び周辺施設へのアクセスの向上が図られています。
内観デザイン
駅前広場を整備し、路面電車とバスの乗り継ぎを改善
東口デザイン
期待される整備効果
■『シビックコア地区』の主軸(シンボル軸)を形成、拠点形成を支援・誘導
  • 沿線には、生活・文化・医療福祉、にぎわいなどの拠点施設が整備され、『シビックコア地区』が形成されている。
  • 電線共同溝整備により、沿線が無電柱化・緑化され良好な都市景観を創出。
■交通結節機能の改善
  • さくらバス・広電バスが駅前広場に乗り入れ可能になり、電停〜バス停間の乗り継ぎに要する移動距離(時間)が短縮。 (移動距離590m移動時間9分短縮)
  • 駅前広場のバス停と電車ホームを同一平面とし、段差無しでスムーズな乗り継ぎが可能 。
  • 駅前広場の整備(駐輪場、タクシー・自家用車乗降場所を含む)により交通結節機能が向上。
■バリアフリー空間の充実
  • 歩行者・自転車の安全性・利便性の向上。


 JR横川駅前交通結節点改善事業 
この他にも、駅前広場や自由通路などの整備を行うための事業があります。
事業手法の比較はこちらのページから。
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