ダムには、建設された目的を確実に実行するため、放流設備等の施設や雨量などのデータを送・受信する機器等多くの精密機器が設置されています。

 この施設・機器を常時正常な状態で使用できるよう保守管理を行うこと(施設管理)、また、洪水時には安全確実な洪水調節を行い、下流域の住民を危機から守ること(高水管理)、及び平時において、維持用水等の放流、都市用水の太田川への分水も行うこと(低水管理)がダム管理の主な仕事です。
 ダムでは、雨量や流入する水の量を正確につかむための観測施設や、洪水調節、利水管理を行い、洪水時には下流や関係機関へ通報・警報することなどを総合的に管理する管理所があります。
 
操作室 雨量観測所
ダム管理に必要な情報データ処理は全て操作室に集められコンピュータによりゲート、バルブの自動制御も可能です ダム上流の5観測所のデータをダム管理所へテレメータで集めデータ処理を行うシステムです
水位観測所 ダム放流警報所
水位観測所からテレメータでデータを集め河川の状況を監視しています ダムからの放流を沿川住民に知らせるために三次市まで設置しています
放流施設 分水取水口
ゲート及びバルブにより、洪水調節や、かんがい用水の補給を行います 太田川水へ都市用水を供給し、この水を利用し、最大38,000kwの発電をしています
      雨量水位観測所および警報施設配置図はこちらから

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