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【3】思いやり〜安全・安心やさしい しまね

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  計 画

島根県の現状
 現在、島根県内では、「あ んしん歩行エリア」が松江市や出雲市をはじめ、主要都市に8エリア設定されています。また、事故危険箇所は11箇所設定されています(そのうち4箇所は対 応済み)。特に高齢化率の高い島根県では、高齢者の交通事故も年々増加しており、平成5年〜平成15年の10年間で、高齢者の死傷者数は約230人 (1.5倍)も増加しています。

■島根県内のあんしん歩行エリアと事故危険箇所 ■高齢者の交通事故が増大

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交通事故による高齢者の死傷者数の推移

出典/図説 交通統計(島根県警察本部)

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※<あんしん歩行エリア>
歩行者及び自転車利用者の安全な通行を確保するため、緊急に対策が必要な住居系地区または商業系地区。


■指標の達成目標
H19年度末までの目標
 ・あんしん歩行エリアでの死傷事故件数をH14年の465件に対して372件に抑制します。
 ・事故危険箇所での死傷事故件数をH14年の40件に対して28件に抑制します。

 

  実 行

平成17年度の主な取り組み事業

◎ 事故危険箇所(一般国道9号)大田市朝山町朝倉

公安委員会と道路管理者で緊急現地点検検討会を行い、減速破線(区画線)・警戒補助標識の蛍光化、スリップ防止施策等の緊急事故対策を行いました。
現地状況写真

施工前

施工後


◎その他の事業
あんしん歩行エリア(浜田市駅周辺地区)
あんしん歩行エリアの浜田市駅前周辺地区において歩道
  整備等の対策を行いました。

国道9号安来市荒島町の交通安全対策
地域住民と道路管理者及び公安委員会による、検討会
 を実施しました。

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  評 価

平成17年度成果(達成度報告)
●死傷事故件数の達成度評価は平成19年度の段階で行います。
 ・ 国道9号の安来市荒島町について交通安全対策の検討会を開き、様々な方策を行いました。
  この結果、現時点で重大な交通事故は発生していません。

国道9号安来市荒島町の交通安全対策事例
このカーブの手前では平成15、16年に全面通行止めとなる死亡事故が連続して発生



地域住民と道路管理者および公安委員会による
地域一体型の検討会の開催

●道路が消える感じがする
●大型車がセンターラインをはみ出してきて怖いなど
●ガタガタ舗装をしてはどうか
●防音壁のような壁を設置してはどうか

 

  継 続
 平成18年度も引き続き、安全対策事業を推進していきます。
 これらの事業を推進することで、事故危険箇所の減少及び、交通事故の抑制を図ります。

整備効果
ドライバーへの注意喚起として速度抑制レーンマーク、警戒補助標識、段差舗装の設置等を実施すると・・・
 ○ 高齢者の死亡事故が減少
 ○ 安心で安全な歩行空間の確保 
等が図られます。

カーブが緩やかになることで見通しがよくなり、 安全な走行環境が確保されます。



視距、線形改良では、カーブが緩やかになることで、見通しが良くなり、安全な走行環境が確保されます。

段差舗装の設置例


事業名 H18年度の取り組み内容 H18年度目標
あんしん歩行エリア
浜田市駅周辺地区
・(市)浜田337号線、(市)浜田323号線の歩道整備に着手します。
・(市)浜田195号線の歩車共有道路の整備を促進します。
・達成度の評価は平成19年度の段階で行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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