記者発表
お知らせ(平成16年11月10日)

土木の日のイベント灰塚ダム工事現場見学会について
11月18日は土木の日です。
江の川総合開発工事事務所では土木の日のイベントとして
11月20,21日に「灰塚ダム工事現場見学会」を行います。
 灰塚ダムは、江の川水系上下川の広島県三次市三良坂町仁賀に建設中の重力式コンクリートダムです。
 ダム本体の工事は平成13年5月に着工し、平成14年10月より本体コンクリート打設を開始、平成16年9月13日に約16万m全てのコンクリート打設が完了しました。
 コンクリート打設が完了したため、現在は工事中に河川の水を下流に流す役割をしていた転流トンネルを締切る準備をしているところです。
 ダムの目的に対する理解及び、工事現場の状況を広く皆様に知っていただくために、見学会(別紙参照)を開催することとしました。普段、関係者以外は入ることのできない工事現場より間近でダムをご覧頂くことができます。参加については予約制(先着280名(140名/日))としており、現在予約を受け付けているところです。
■見学ルート■
○灰塚ダム本体
 ダム本体のコンクリート打設が完了し現在はダムの上に橋梁を架ける工事をしているところです。将来はその上に道路が整備され、車が通行可能になります。
 また、ダム右岸(右の写真の奥側)には将来ダムを管理する、管理所を建設中で今年度中には完成する予定になっています。

コンクリート打設が完了した灰塚ダム本体
○川井堰堤
 川井堰堤は貯水池内の高水敷の荒廃防止、水質浄化、親水性を目的として田総川に建設中の堰堤です。
 川井堰堤本体は、全国で初めて河床の砂礫を使用した「台形CSGダム」を採用しています。

CSGの締め固め作業が進められている川井堰堤
○知和堰堤
 知和堰堤も川井堰堤同様、貯水池内の高水敷の荒廃防止、水質浄化を目的として上下川に建設中の堰堤です。
 知和堰堤は重力式コンクリート堰堤で、現在はコンクリート打設を行っているところです。
 堰堤を作ることによって創出される湖面には、水鳥等の生息するウェットランド(湿地)を計画しています。

コンクリート打設を行っている知和堰堤
■お問合せ
 国土交通省中国地方整備局 江の川総合開発工事事務所
  副所長
やまだ けいいち
山田 啓一
  調査設計課長
しょうじ しゅんすけ
庄司 俊介
 TEL(0824)72−3301(代表)

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