記者発表
お知らせ(平成17年3月28日)

灰塚ダムにおいて新技術を採用したゲートの据付を行います!
 一級河川江の川水系の支川上下川に建設中の灰塚ダム(広島県三次市三良坂町仁賀地先)において、この度、主要な放流設備の一つである”環境用水放流設備”の主ゲートの据付作業を実施します。
 このゲートは、世界的にも珍しい”引張ラジアルゲート”と呼ばれる形式のゲートです。引張ラジアルゲートの採用は、中国地方整備局管内では、苫田ダムに続き2例目となります。
 当日は、工場で製作・組み立てられたゲートを現地に運搬し、そのままの状態で直接150tクローラクレーンを用いて吊り込み、所定の場所に据え付けます。
 現地でのゲートの据付を行うことは、滅多に見ることができません。報道機関の皆様方に作業を公開しますので、是非ご覧ください。
------- 環境用水放流設備のゲート据付作業の実施について -------
1. 作業日時  平成17年 4月5日 PM2:00〜PM3:00終了予定
2. 作業場所  灰塚ダムサイト(広島県三次市三良坂町仁賀地先)
3. 集合場所・集合時刻
 
@  当日は、午後1時までに国土交通省江の川総合開発工事事務所(広島県庄原市三日市町667−1)の会議室にお集まりください。
A  会議室において30分程度、工事の概要等について説明します。
B  その後、当工事事務所のマイクロバスで現地にご案内します。
マイクロバスに乗車されない場合は、マイクロバスの後を同行されても構いません。
 現地は、交通規制及び工事関係者以外の立入り規制を行っていますので、作業場所に直接行かれることは、出来るだけ避けてください。
C  集合場所においてヘルメットをお貸しします。
ヘルメットを着用されないと工事現場に立ち入ることができません。
4. 留 意 点
 
@  今回の据付け作業の公開対象は、報道機関の方のみとさせて頂きます。
A  悪天候(降雨、強風等)の場合は、作業の安全を確保するため据付作業を中止する場合があります。また、作業時刻が変更になる場合がありますので注意してください。
当日の午前9時以降に表紙の問い合わせ先にご連絡頂ければ幸いです。
5. 環境用水放流設備とは
   灰塚ダムでは、次頁の「灰塚ダム下流面イメージ図」に示すような洪水調節や利水補給のために用いる洪水吐き、利水放流設備に加え、環境用水放流設備と呼ばれる放流設備を有しています。
 この環境用水放流設備は、ダム下流の河川環境を保全する上で大変重要な河川流量の変動を創出(フラッシュ放流等)したり、洪水後の濁水の長期放流を軽減するために用いる放流設備です。
環境用水放流設備主ゲート据付要領図
灰塚ダム下流面イメージ図
注意)この図は放流設備を説明するためのイメージ図であり、現地の状況とは異なります。
    また、利水放流設備は描かれていません。
■問い合わせ先
 国土交通省中国地方整備局 江の川総合開発工事事務所
  副所長
やまだ けいいち
山田 啓一
  機械係長
きむら   しんじ
木村 真二
 TEL(0824)72−3301(代表)

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転写等の際にはあらかじめの江の川総合開発工事事務所に御連絡ください。