記者発表
お知らせ(平成17年4月25日)

灰塚ダムで重要植物の移植作業を実施します
 灰塚ダムは、江の川水系上下川の広島県三次市三良坂町仁賀に建設中の重力式コンクリートダムです。
 今年度、試験湛水を8月頃から開始する予定であり、湛水予定区域に存在する重要植物を対象に移植作業を実施します。今回の作業は、移植対象となる重要植物を現地でスコップ等にて掘り取ったのち、湛水に影響のない類似の環境へ移植します。
 これまでにも、平成9年度以降、本体工事、付け替え道路工事、周辺整備工事等で消失する箇所を中心に順次移植作業を実施してきています。移植作業につきましては、桑田健吾氏(元広島県立三次高等学校教諭、元三良坂町文化財保護委員)並びに暮町昌保氏(広島市立亀山小学校校長、灰塚ダムモニタリング委員会委員)より助言を受けて作業を実施してきています。
 今回の作業の実施にあたっては桑田健吾氏の指導の元に、江の川総合開発工事事務所職員、地元住民、灰塚ダム建設工事安全対策協議会会員等により実施します。
日 時 : 平成17年4月28日(木) 10:00〜16:00
    ※雨天延期(時期未定)
場 所 : 灰塚ダム湛水予定区域内及び移植予定地
今回移植対象種 : ユキワリイチゲ、アズマイチゲ、カタクリ、キバナノアマナ
(概略スケジュール)
9:45  集合(三次市三良坂町のぞみが丘 農業活性化センター前)
10:00〜12:00  掘り取り作業
12:00〜13:00  休憩
13:00〜15:00  掘り取り作業(午前中の続き)
15:30〜16:30  植え付け作業
16:30  解散
※ 取材される方への注意事項
 取材を希望される方は、4月28日9:45までに三次市三良坂町のぞみが丘 農業活性化センター前へ集合願います。(集合場所にてヘルメットを配布します)
■問い合わせ先
 国土交通省中国地方整備局 江の川総合開発工事事務所
  副所長
やまだ けいいち
山田 啓一
  調査設計課長
しょうじ しゅんすけ
庄司 俊介
 TEL(0824)72−3301(代表)

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転写等の際にはあらかじめの江の川総合開発工事事務所に御連絡ください。