お知らせ(平成17年11月14日)
土木の日イベント 『灰塚ダム現場見学会』について 〜「ダムの内部ってどうなってるの?」見学ツアー〜 |
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11月18日は土木の日です |
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土木の日とは? |
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土木技術者および土木事業等のありようを広く国民の皆様に周知してもらうために、11月18日を「土木の日」、その後1週間を「くらしと土木の週間」として、対社会広報のための諸行事を実施することとし、昭和62年より行われています。 |
なぜ、土木の日が11月18日なのか? |
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土木いう文字を分解すると、「土→十一」「木→十八」と読める |
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土木学会の前身にあたる工学会(後の日本工学会)の創立日が明治12年11月18日であること |
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国土交通省江の川総合開発工事事務所では土木の日イベントとして、11月19日(土)、20日(日)に「灰塚ダム現場見学会」を開催します。
注)11月11日時点で予定としていた280名を超える問い合わせがあり、応募締切前ではありますが、受付を終了しております。 |
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【灰塚ダム事業概要について】 |
灰塚ダムは、江の川水系上下川の広島県三次市三良坂町仁賀に建設された重力式コンクリートダムです。 ダム本体の工事は平成13年5月に着工し、平成14年10月より本体コンクリート打設開始、平成16年9月13日に約16万m3のコンクリート打設が完了しました。 |
現在は、ダムの満水位まで水を貯め、ダムおよび貯水池周辺の安全を確認する試験湛水*1を平成17年7月28日より実施しております。また10月21日より下流への放流口(常用洪水吐:オリフィス及び自由越流部)を締め切り、常時満水位以上の水位上昇を再開している状況です。 |
今後、平年並みの雨が降ると想定された場合、平成18年3月末には貯水池が満水となり、4月中旬には試験湛水が終了する予定です。 |
*1:試験湛水の目的: |
ダムが通常の管理に移行する前に、満水位以下の範囲内で、貯水位を上昇及び下降させ、ダム、基礎地盤および貯水池周辺地山の安全性の確認を行う |
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【灰塚ダム現場見学会について】 |
ダムの目的と役割に対する理解及び、試験湛水の状況を広く皆様に知っていただくために見学会(別紙参照)を開催することとしました。当日の見学ルートでは、貯水池周りの他、ダム堤体内を歩いて見学していただく予定としております。試験湛水により貯留したダム湖面の広がりを見学するとともに、普段関係者以外入ることのできない堤体内部を通る事で、ダムの安全管理や各種設備への理解を深めて頂けると考えています。 |
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【取材にあたってのお願い】 |
同行取材される場合は、当日のぞみが丘活性化センターの受付にて、ヘルメットをお貸ししますので、ご着用お願いします。なお、見学バスへの同乗はできませんのでご了承ください。 |
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■見学ルートのご案内(抜粋)(地図参照) |
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1.灰塚ダム本体 |
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堤高50m、堤頂長196.6mの重力式コンクリートダムです。10/21より、下流への放流口(常用洪水吐:オリフィス及び自由越流部)を締め切り、常時満水位以上の水位上昇を再開している状況です。 |
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2.貯水池内 |
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11/14時点の貯水位は233.62mで、常時満水位から2.4mの水位に達しております。今後は、引き続きダムの満杯である水位(サーチャージ水位:右図では橋脚に設置されている赤白の看板高さ)まで水位を上昇させます。 |
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3.川井堰堤 |
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川井堰堤は貯水池内の高水敷の荒廃防止、水質浄化、親水性向上を目的として田総川に建設された堰堤です。
川井堰堤本体は、全国で初めて河床砂礫を使用した「台形CSGダム」を採用しており、今年の7月末に完成しました。 |
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4.ウェットランド |
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土地の荒廃防止と豊かな自然環境創出を目的として、ウェットランド(生き物の生息地としての湿地)を整備中です。このウェットランドに、今年の4月下旬頃からコウノトリの飛来がありました。
なお、市民の皆様による利活用は、平成19年度から可能となる予定ですが、今後植栽などの整備の一部については、地域の方々や市民の皆様の協力を得て取り組みたいと考えています。 |
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