--- パンフレット「環境用水放流設備の目的と放流方法」を作成 ---
(平成17年10月5日)

   灰塚ダムの運用により下流河川の洪水被害を軽減することができますが、洪水に満たない中小規模の出水についてもその発生頻度が少なくなるため、河道内の攪乱が減少し、河道内に草木が繁茂して樹林化が進行したり、砂礫の移動の減少や泥分の堆積により魚類等の餌となる石に付着した藻類の生育が阻害されることなどが懸念されます。このため、環境用水放流設備を設置して、出水時における中小出水の再現や通常時におけるフラッシュ放流を実施し、下流河川の流量の変動を創出します。
   また、洪水時に貯水池内に流入・滞留している濁質分を、洪水調節後に環境用水放流設備により早期に放流することで、洪水後の濁水放流の長期化を軽減します。
   以上のような河川環境保全のための放流について解説したパンフレットを作成しました。なお、パンフレットの内容は、このホームページでもご覧いただけます。
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