--- 「ブッポウソウ」の巣箱設置 ---
(平成18年4月21日・28日)

ブッポウソウ
出典:広島県の自然と野生生物
   平成18年4月21、28日、ブッポウソウの巣箱作りと設置作業を行いました。
   ブッポウソウはキツツキ等の開けた穴や人工構造物(電柱や鉄橋)を営巣地とするので、条件次第で人工巣箱も効果的ということで、灰塚ダムモニタリング委員の上野吉雄先生(広島県立廿日市養護学校教諭)のご助言を頂き、今回の試みとなりました。
   設置場所は灰塚ダム警報所(全14箇所)の鉄塔です。取り付けにあたっては、出来るだけ南向きで、巣箱の入口がブッポウソウがとまる様な電線や止まり木の方向に向いていること等、現地で試行錯誤しながら行いました。
   灰塚ダム近隣では、三次市吉舎町安田地区や総領中学校の生徒さんによる取り組みも行われています。お近くを通られる際はブッポウソウの鳴き声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
  ~ブッポウソウの紹介~
   プッポウソウは夏鳥として4月下旬~5月中旬にアジア各地から渡来する、絶滅危惧種です。「ブッポウソウ」と鳴くというのでこの名前が付いたそうですが、実際は「ゲエツ、ゲエツ」と鳴きます。実際に「ブッポウソウ」と鳴くのはコノハズクというフクロウだそうです。ですので、コノハズクは声のブッポウソウと呼ばれることもあるそうです。
高さ約50cm×幅約30cm ランドセルぐらいの大きさです 電線の正面等ブッポウソウから見えやすい様に設置します
巣箱の底には、卵を保護する木くずを敷きました

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