中小出水の再現放流を実施しました
(平成18年6月23日)

 平成18年6月22日、梅雨前線に伴う降雨により灰塚ダム流域平均雨量は80.7mmを記録しました。この降雨による最大流入量は100.5m3/sでした。
 今回のような中小規模の出水は、砂礫や泥を流し河道内をフラッシュしたり、石に付着したコケを剥離させる効果がある他、普段水に浸からない河原が冠水することにより河原の樹林化を抑制する働きがあります。しかし、灰塚ダムの洪水調節は自然調節方式であるため、規模の小さな出水もダムでカットされ、ダム下流では流量が平準化します。
 そこで、灰塚ダムに設置された環境用水放流ゲートを用いて、人工的に放流量を増加させて中小出水を再現する取り組みを今回初めて行いました。
最大流入量相当の放流を行っている様子

 (撮影:6月23日13時40分頃)
 

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