--- 大学生が夏期実習に訪れました ---
(平成18年9月4日〜15日)

   9月4日から9月15日までの2週間、北見工業大学土木開発工学科3年生の益本孝彦さんが当事務所で夏期実習を行いました。
   実習では、『降雨特性ならびに流出特性からみた、灰塚ダム最大流入量に関する考察』と題して、湛水2年目を迎えた灰塚ダムが経験してきた出水における雨量や流量のデータを解析して、灰塚ダムにおける出水の特徴を考察しました。
   また、実習の他にダム堤体における基礎漏水量の調査や湖面からの巡視等、ダム管理に関する業務を体験したり、ダム貯水池周辺で行っている防災工事の現場における安全パトロールにも参加しました。
   益本さんの実習の感想を以下に掲載します。
 
〜実習を通じての感想〜
 夏期実習で2週間、江の川総合開発工事事務所にお世話になり、実習前自分が想像していたダムのイメージとは違うことが多く、驚きがたくさんありました。
 ダムの役割は、洪水調節と利水供給という事は知られていますが、実習を通じて、ダム建設による環境面への配慮やダム周辺地域との関わりといった、ダム本体に留まらず、ダム流域ならびにダム下流域におよぶ役割を担っているのだなと感じました。
 特に印象的だったのは、実習中に小学生のダム見学会があったことです。小学生の元気な声が響き、児童のみんなが熱心に説明を聞いている姿を見て、子供を含めた地域との関わり合いが、ダムの役割を知り、ダムの必要性を理解し、ダム周辺地域との繋がりを強くする上で大変重要なことだと感じました。
 また、ダム管理に関する業務を体験し、日々の点検や巡視、維持管理作業が、ダムを含めた下流地域の安全を確保しているものだと、やりがいを感じました。
 お忙しい中、時間を割いてくださった江の川総合開発工事事務所の皆様に感謝します。この貴重な経験は、今後就職していく上で自分には大きな財産となったと思います。2週間という短い時間でしたが、お世話になりました。有り難うございました。
 

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