平成19年3月17日(土)「Welcome!こうのとりフェスタ」が三次市三良坂町の灰塚コミュニティセンターと灰塚ダム知和ウェットランドで開催されました。 |
このイベントは、環境100年プロジェクトとしてコウノトリ繁殖地化を目指す三次市の大型観光キャンペーンと、国土交通省江の川総合開発工事事務所が整備を進め、過去3回にわたりコウノトリが飛来した灰塚ダム知和ウェットランドのお披露目を兼ねて共催したものです。 |
当日は、小学生と保護者合わせて78名の参加を頂き、午前中にコウノトリの講演や、三次市周辺にすむ生きものの勉強会、午後からウェットランドへ移動して湿地探検やバードウォッチングなどの自然体験を行いました。 |
講演会では、ウェットランドのアドバイザー委員である上野先生から「コウノトリってどんな鳥?」と題して講演を頂き、ヨーロッパと日本のコウノトリの違いや、ウェットランドにやって来たコウノトリの“ハイちゃん”のエサを採る様子などをビデオで鑑賞しました。また、(財)広島県環境保健協会による生きもの展示では、川の生きものを直接見て触る事ができ、普段なかなか触れる機会が少ない子ども達は大興奮の様子でした。 |
午後からはいよいよウェットランドに移動して自然体験会です。ビジターセンターとして整備された“フレントリ館”の見学や、モミジの苗木植樹、湿地ではタモ網を使って水辺の生きものを観察しました。また、知和池に隣接した観察小屋ではフィールドスコープを使ったバードウォッチングの指導を受け、マガモ、オオバン、キンクロハジロ、ヤマセミなど水辺の鳥を観察し、自然を満喫した一日となりました。 |
なお、灰塚ダム知和ウェットランドは平成19年4月9日(月)オープン予定です。これから暖かくなり植物や昆虫・魚など多くの生きものに出会える場所となることでしょう。今後の灰塚ダム知和ウェットランドが、人間と生きもの達の『共生』を体感し自然を勉強できる空間としてお役に立てればと願っております。近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。 |