管理1年目を迎えたハイヅカ湖は、週末になると多くの皆様に利用して頂いてます。そのほとんどは、バスフィッシングを楽しむ方です。多い日には、バスボートを10艇以上見かけるくらい、バサーの皆様からは穴場スポット(?)として注目を集めている様です。
しかし、ハイヅカ湖は、広島県内水面漁場管理委員会の指示により、平成19年3月26日より、外来魚(ブラックバス、ブルーギル)のリリース(再放流)が禁止されています。
釣った後の魚は、持ち帰って頂くのが基本ですが、食べたり処分したりするには数が多すぎて困るという、釣り人の皆様の声も頂いております。
そこで、灰塚ダムでは、外来魚の有効利用の方法が何かないか?と考え、生ゴミ処理機による肥料化を試験しています。この取り組みの一環として、才ノ峠広場に外来魚回収ボックスを設置して、外来魚リリース禁止を呼びかけています。
また、灰塚ダムでは、外来魚(ブラックバス、ブルーギル)の対策として、貯水位低下による産卵場の干し出しや人工産卵床の設置による繁殖抑制などの取り組みも行ってきています。これからも、地域のみなさまと共に外来魚対策を進めて行きたいと思います。
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