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吉井川の歴史

吉井川を河口より望む
吉井川を望む


吉井川のシンボルマーク

吉井川の概要

吉井川は岡山県東部に位置し、備前の「東の大川」と呼ばれていました。
その源は中国山地の三国山(標高1,252m)に発し,津山市を貫流しながら途中加茂川・吉野川・金剛川等を合流して、岡山市西大寺で児島湾の東端に注ぐ流域面積2,110km2、幹川流路延長133km、流域平均降水量約1,280mm(平成5年~平成14年)の河川です。
流域の開発は早く約1,700年前に開かれたと言われ、出雲地方と近畿地方を結ぶ交通の要路ともなり、高瀬舟等の舟運にも恵まれ栄えてきました。
しかし、河川改修は岡山三大河川の中で最も遅く昭和20年9月の(枕崎台風)洪水を契機として、昭和21年から改修が開始されました。
平成21年3月に策定された基本方針では、基準地点岩戸の基本高水流量11,000m3/sのうち上流ダム群により、3,000m3/sを洪水調節し、計画高水流量を8,000m3/sとしており、基本方針に向けた段階的な整備内容を定めた整備計画の策定に取り組んでいます。
河口から和気郡和気町田原上地先までの32.8kmと支川金剛川の3.8kmを直轄管理区間(国が管理する区間)に指定されています。

吉井川改修の経緯

平成2年台風19号による浸水被害(長船町)