１．旭川下流域現地見学会報告
　平成１６年６月６日（日）に実施した旭川下流域現地見学会【一般参加３４名・懇談会委員参加２名】の結果報告を行い、意見交換を行った。

２． 旭川で実施した各種調査報告
　平成16年度に旭川で実施した以下の調査の結果報告を行い、意見交換を行った。
・ 河川一斉水質調査結果報告（５/９）
・ 河川空間利用実態調査（Ｈ１５年度実施のとりまとめ）
・ 水生生物による水質の簡易調査（７/２３,２６,３０）
・ 堤防等の出水前点検（４/２２）緊急点検（８/９）

３． 各種協議会報告
　岡山河川事務所が現在設置している各種協議会の内、以下の３つの協議会における協議状況について報告を行い、意見交換を行った。
・ 百間川河口水門周辺有効活用方策検討協議会
・ 百間川分流部周辺有効活用方策検討協議会
・ 旭川流域連絡協議会

４． トピックス情報
・平成１６年における旭川の洪水状況
平成１６年は日本への台風上陸数が１０個と過去最高を記録した。岡山県には、台風１６号、１８号、２１号、２３号が大きな被害をもたらし、旭川河口域においても高潮被害が発生した。これらについて状況を報告した。また、参考として新潟・福島豪雨、福井豪雨、円山川・由良川豪雨について状況を報告し、意見交換を行った。

５． その他
・ 「旭川流域委員会及び準備会」スケジュールの見直しについて
全国の河川整備基本方針の策定状況を踏まえ、事務局より旭川流域委員会の設置は、平成18年4月目途、河川整備計画策定は平成19年度中にずれ込むとするスケジュールの見直しについて提案し、了承された。
・ 旭川の利水の現状
第３回懇談会で意見として出された旭川の利水の現状について報告を行った。
・ 今後の活動について（委員からの要望）
(ア) 整備計画の記述内容を理解する参考資料として、最近策定された他河川の事例を提供することとした。
(イ) 旭川の治水整備の全体像を理解する資料として、今まで実施してきた整備効果や今後実施する整備内容による治水効果を段階的に表現した資料を作成し、提示することとした。