取り組み事例紹介
取り組み事例紹介
ダイヤ工業株式会社
お話を伺った方:開発部リーダー … 小川 和德 様
取り組みの動機は?
昨年の、「スマート通勤おかやま2009」に参加しました。社内では以前からCA(community activity)委員会を設置し、地域の清掃やエコ活動、募金活動など地域に貢献する活動に取り組んでいます。きっかけは、会社の前の国道が渋滞しているため、この渋滞の緩和に貢献しようと、昨年6月に、月1回ノーマイカーデーをスタートしました。
現在取り組んでいる内容、取り組みを継続的に行う上での工夫点は?
会社の立地上、公共交通を利用して通勤することが難しいこともあり、取り組みをしやすい人ができる範囲のことをしています。会社の近くの人は、自転車利用に転換しています。また遠くの人は、自家用車で早朝出勤をし、朝のラッシュ時には渋滞に遭遇せず、通勤時間も短縮して、取り組みの効果を顕著に感じています。さらにCO2の削減にもつながっています。 また、従業員への告知は、全社員が集合する月1回の夕礼の場で行っています。さらに実施期間の一週間前や、前日にも周知を行っています。このように、従業員に参加を促しています。
社員の皆さんの反応や、取り組みの効果は?
従業員に取り組みを継続してもらうには、取り組みの効果を分かりやすく伝えることが大切であると思います。例えば、取り組み参加することで削減できるCO2排出量では、結果を感覚的に捉えることが難しいことがわかりました。そこで今年度からは、CA委員会の活動結果も踏まえて、削減したCO2排出量を、杉の木のCO2吸収量に換算し、「杉何本分のCO2削減効果がありました」と結果を伝える工夫をしています。 また、月1回の社内報に取り組み結果を掲載したり、全国の取引先にCA 委員会の活動等をお知らせし、従業員のみならずより多くの人に取り組みを伝えています。
今後の展望は?
今後も、「スマート通勤おかやま」をはじめエコ活動、地域のボランティア活動に継続的に参加し、地球や地域に貢献できる事業所を目指します。