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取り組み事例紹介

日本エクスラン工業株式会社 西大寺工場

お話を伺った方:事務部 総務グループ … 田中 亜希 様

スマート通勤に参加したきっかけは何ですか?

 スマート通勤おかやまが開始された2007年から継続的に取り組んでいます。
 全従業員に対して、環境問題に対する意識を向上・推進してもらうために参加を続けており、今年度も参加予定です。
 参加者を増やすため、安全衛生会議の場で、従業員に参加するようアピールするなどの取組を行っていますが、なにより2007年から継続して参加させていただいているので、職場内でも参加者のスマート通勤に対する意識が高まっていると感じています。

株式会社 ウエスコ

昨年度“大賞”を受賞されましたが、受賞によって社内外の反応は変わりましたか?

 社内でのスマート通勤おかやまへの取組について、毎年スマート通勤おかやまの実施期間終了後に従業員との意見交換会を行っています。
 その中で、環境問題のみならず、健康的な生活を送ることについて考えさせられることで良い取組となっているとの声がありました。
 従業員のスマート通勤おかやまへの参加方法としては、渋滞時刻を避けるための早めの出勤(時差出勤)のほか、健康管理を兼ねての自転車通勤が多いのですが、従来は、当然車通勤でないと通勤不可と思っていた距離でも、自転車通勤ができると感じるようになった等の意識変化があったとの声もありました。

継続的にスマート通勤を実施していくための御社の工夫・秘訣はございますか?

 スマート通勤をやらされているのではなく、自分たちから参加するという意識の啓蒙が必要だと考えています。
 従業員との意見交換を行った中で、同じ目線で話し合ってはじめてわかることが多く、単に通勤の問題としてとらえるのではなく、もう一つ大きな成果を得ることが大切なのではないか、という考え方を共有できた気がしました。
 当社ではスマート通勤おかやまへの参加以外にも、健康面や交通安全面への意識を向上させるための取組を事業所独自で行っています。
 健康面では、従業員の喫煙率が高いことから、健康管理センター主体で一定期間禁煙を達成した人に景品をプレゼントするイベントを開催しています。
 また、交通安全面では、警察の方をお呼びして交通安全講和を年2回開催し、急発進や急ブレーキをしないエコ運転を奨励するなどの取組をしています。
 スマート通勤おかやまについても、渋滞対策や環境対策、健康維持などの様々なメリットがある取り組みとして、引き続き会社として取り組んでいきたいと思います。

                         (2020年9月 インタビュー調査より)