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取り組み事例紹介

株式会社林原

お話を伺った方:人事部 … 顧問 野上 幹夫 様  人事部 総務課 … 課長 小川 恭史 様

スマート通勤に参加したきっかけは何ですか?

 当社は、2016年度からスマート通勤に参加しています。
 参加のきっかけは、スマート通勤の取組に加え、当時、桜橋交差点での渋滞緩和効果を測る社会実験に参加し、社会実験を通して、渋滞緩和や環境改善への地域貢献や社員の健康改善等につながることが確認できたことです。
 2017年度以降も継続して参加しており、今年度も参加予定です。

株式会社林原

昨年度“大賞”を受賞されましたが、受賞に至った工夫点等はございますか?

 スマート通勤に参加しはじめ、2年目にして、2018年の大賞を受賞したことに、驚きと同時に、日々の実践の積み重ねが、このようは結果に結びつくことを改めて感じることができました。
 工夫点としては、社員の通勤形態にあわせた呼びかけを実施した点だと思います。
 普段からマイカー通勤の社員には、公共交通や自転車、徒歩への転換以外に、相乗りや経路変更、時差出勤の「マイカー通勤のままのスマート通勤」を呼び掛けており、普段からスマート通勤の社員には、通常通りの通勤を実施してもらいました。
 スマート通勤の参加は3年目になり、社員の皆さんにも定着してきた点も挙げられます。

継続的にスマート通勤に参加していただくことで、社内の変化はありますか?

 スマート通勤に参加した3年前に比べ、スマート通勤に対する社員の意識がかなり向上してきたと感じています。
 スマート通勤を契機に、健康志向により、マイカー通勤からスマート通勤(徒歩、自転車利用、公共交通機関利用)に転換した社員もいます。

継続的にスマート通勤を実施していくための工夫・秘訣はございますか?

 継続的に実施していくための工夫は、無理のない参加を呼びかけることだと思います。
 当社は、岡山駅を最寄りとする本社と岡山市郊外部に5地区の研究所や工場があります。
 全社員を対象とするのではなく、普段からスマート通勤をしている社員が多い本社では、必須参加とし、郊外部の5地区では、任意参加として呼びかけています。
 また、当社では、毎月2回のノー残業デーを設け、早期退社を促しており、マイカーによる時差帰宅や公共交通機関への転換につながればと期待しています。

株式会社林原
                         (2019年9月 インタビュー調査より)