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取り組み事例紹介

キリンビール株式会社 岡山工場

お話を伺った方:環境安全室 … 堀合様・馬場様

取り組みの動機は?

 昨年も「スマート通勤おかやま」に参加しました。今年も、キリングループの環境方針である低炭素企業グループ・アクションプランに基づき、「エコ・ファーストの約束」の取り組みを進めており、その一環として協力をすることとしています。スマート通勤の期間中は、従業員に自転車、徒歩、電車、相乗り通勤などでの通勤をお願いしています。

キリンビール株式会社 岡山工場

現在取り組んでいる内容、取り組みを継続的に行う上での工夫点は?

 キリンビールは、キリングループの低炭素企業グループ・アクションプランの方針を受け、環境チャレンジ宣言「エコ・ファーストの約束」を策定し、地球温暖化の防止に向けた取り組みを積極的に推進しています。
  キリンビールの「エコ・ファーストの約束」の取り組みの推進
   1. 容器包装の3R(発生抑制・再使用・再利用)を適正かつ積極的に推進
   2. 再資源化の取組を積極的に推進
   3. 地球温暖化の防止に向けた取組を積極的に推進
   4. 全国の工場の水源地を守る取組を積極的に推進
   岡山工場においても地域美化活動や水源の森づくり活動等、自然環境との調和・地域社会との共生を大切にし、常に環境保全を念頭に置いた施策を推進していくことを工場運営の最重要課題のひとつと位置づけています。
 この「スマート通勤おかやま」などの地球温暖化の防止に向けた活動に取り組むことにより、環境負荷の軽減を通じて積極的に社会貢献することを目指しています(2005年3月に岡山県のエコ事業所(ゼロ・エミッション)に認定。2009年1月には平成20年度岡山市事業系ごみ減量化・資源化推進優良事業者表彰で最優秀賞を受賞)。
 また、様々な環境保全に対する取り組みを行っており、事例として、工場内に出入りするトラックのアイドリングストップ運動、工場内の移動を大きな荷物のない限り、徒歩、自転車で行うなどの取り組みを年間を通じて行っています(工場内は広大な敷地面積でありますが、専用自転車・駐輪場を適宜配置し使用しています)。製造工程では、各種の省エネ対応を実施し、特に排水処理施設より発生するメタンガスを燃料にする自社発電設備等の導入しています。    

社員の皆さんの反応や、取り組みの効果は?

 勤務体制的に若干の無理がありますが、趣旨を理解していただき年々協力者も増加しています。また、自転車通勤者も増加傾向にあります(数年前には社用駐輪場には数台ある程度だったが、現在では20台前後あり、少しずつ取り組みが浸透しつつあります)。
・新入社員研修時に自転車通勤を勧め、従業員には健康促進のために電車通勤や自転車通勤を勧めるなど通勤手段の転換を図っています(労働災害防止の側面もあります)。
・「スマート通勤おかやま」の取り組みにおいては、従業員に趣旨を理解していただき協力を依頼しています。

左:副工場長兼環境安全室長 堀合様
右:環境安全室 馬場様