GoGi通信 第49号


●大地震を想定して防災訓練を実施
「防災の日」にちなんで本番さながら

 「防災の日」にちなんだ平成十六年度の地震防災訓練が、十月五日に国土交通省中国地方整備局管内で実施されました。
 この訓練は、大規模地震による災害に対して、初動体制の確立、被災状況の迅速かつ的確な把握と伝達、応急対策の的確な指揮および職員の防災意識の向上を図ることを目的として、毎年実施しているものです。
 今回の訓練は「午前八時に岡山県倉敷市付近を震源とする地震が発生し、中国地方管内において震度七〜四の強い揺れを感じた」という想定で実施。太田川河川事務所・各出張所を含む全職員が参加し、緊急参集や安否確認の初動訓練を始め、太田川・小瀬川水系の川の両岸の点検、橋梁や堰といった河川管理施設の点検などを実施するなど、本格的な情報伝達を実施しました。
 近年、地震や台風等の自然災害が増えている中での訓練だけに、職員一同、本番さながらの緊迫感をともなった取り組みとなりました。



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