GoGi通信 第50号


●JICA集団研修会を実施
世界に役立て、日本の技術&アイデア

 国際協力事業団(JICA)の集団研修会が十一月十二日に行われました。発展途上国の治水および水資源開発に携わる人たちを対象に、日本の最新の技術やアイデアを紹介し、役立ててもらおうと毎年開かれています。
 この日、太田川河川事務所が案内したのは「河川およびダム工学研修」に参加したアルジェリア、バルバドス、ラオス、フィリピン、ウルグアイの五か国の技術者・研究者・行政官たちです。
 一行は平和公園資料館前に午後一時三十分に集合し、原爆ドーム前環境護岸、基町環境護岸、堀川浄化事業(広島城)、太田川高潮対策事業(天満川・まほろば護岸)の各現場を精力的に見学して回りました。
 随行した太田川河川事務所の職員との熱心な質疑応答も行われ、日本の技術やアイデアを必ずや母国に伝え、活かしていきたいという熱意が強く感じられました。



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