GoGi通信 第52号


●第1回「太田川生態工学研究会」開催
-良好な自然環境の創造をめざして-


 河川管理は水害の防止や水資源の確保など、治水・利水を目的とした整備に重点をおいて進められてきましたが、近年、自然環境保護の観点から再検討の機運が高まっています。
 一方で、生態学研究者たちの河川生態系に対する関心も高まっていることから、生態学と河川工学の研究者たちが手を組んで、「生物の多様な生息・生育環境の確保」、「健全な水循環系の確保」などの課題に取り組むための研究会が設立されるケースも目立ってきています。
 太田川についても同様に「太田川生態工学研究会」が組織され、その第一回会合が一月十二日に開催されました。
 本局から船橋河川調査官をはじめ事務所からは西牧均所長ほか職員六名が出席しました。



前へ|  |INDEX|  |次へ