GoGi通信 第69号


河原能久教授
滝澤宏二署長
正伝真紀記者
大下和彦会長
水野雅光所長
福島義文主幹
「防災・減災フォーラム2006」開催

  「防災・減災フォーラム2006 in 広島」が、「水害に備える〜洪水から自らをどう守るのか」をテーマに、六月二十五日、広島市中区の広島YMCA国際文化ホールで開催され、あいにくの雨模様にもかかわらず、約三百人が参加しました。

  プログラムは広島大学大学院工学研究科の河原能久教授による基調講演「近年の豪雨・高潮災害の特徴と今後の災害軽減の方向性」から始まり、近年国内外で起こった災害の検証を行うことによって今後の災害への備えが説かれました。

  続いて行われたパネル・ディスカッションは「水害にどう備える」をテーマに、河原教授、滝澤宏二氏(広島市南消防署長)、正伝真紀氏(中国放送報道センター記者)、大下和彦氏(広島市安佐地区自主防災会連合会会長)に太田川河川事務所の水野雅光所長も加わって、福島義文氏(中国新聞社論説主幹)の司会進行で、昨年九月の台風十四号を事例を意見交換を行いました。

  折しも梅雨前線の影響により各地で水害や土砂災害が発生しているさなかのフォーラム開催となり、非常に緊迫した雰囲気の中、行政の施策以上に地域や家庭における防災対策の点検や日ごろからの備えが大切さであることを再認識しました。

 


前へ|  |INDEX|  |次へ