GoGi通信 第78号

直轄床上浸水対策特別緊急事業
直轄床上浸水対策特別緊急事業

 平成十七年九月の台風十四号による洪水は、観測史上最高の水位を記録し、床上浸水をはじめとする被害が沿川で多く発生しました。この洪水と同程度の洪水が再度起きても浸水被害を発生させないよう、平成十七年度より、広島市安佐北区の筒瀬地区など四地区において改修に着手しました。

 平成十九年度よりこれらの地区に加えて、太田川の中・上流域において
@家屋の床上浸水被害が発生した地区
A要援護者支援施設の浸水被害が発生した地区
B避難所が浸水した地区
について早期の整備が可能となる「直轄床上浸水対策特別緊急事業」の採択を受け、平成十九年度より概ね五か年で合計十八箇所において、輪中堤など土地利用と一体となった治水対策を行います。

 事業の実施については、再度災害の防止を図るとともに、環境や生態系に配慮した整備を行っていきます。河川沿いの平地の一部に人家が立地している地区については、輪中堤による整備を行います。

治水対策


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