「子ども110番の家」は、子どもが助けを求めてきた時に、商店・事業所・民家等で、一時的な保護と警察等への通報に協力するもので、警察の指導で全国的に広まっています。
国道53号京橋補修工事現場は、智頭町立智頭小学校、同智頭中学校、鳥取県立智頭農林高校の通学路にあたり多くの児童や生徒さん達が利用しています。
本現場で実施する「子ども110番の工事現場」は「子ども110番の家」にならい、いざというとき子どもたちが助けを求める場所として工事現場を提供することで、路上での犯罪や危険から、より素早く保護ができることを目的に行います。また、犯罪を抑止する効果による地域貢献や地域との連携強化をはかり、子どもを道路上での犯罪から守ることにつながればと考えております。
1.期間 平成18年5月10日(水)〜平成18年6月中旬(予定)
(国道53号京橋補修工事の現場施工を行っている期間)
※5月10日午後より工事安全協議会を開き、現場作業員への周知を行い、終了後、現地に看板を設置
2.場所:鳥取県八頭郡智頭町智頭地内 国道53号京橋付近 (103k440)
(京橋の工事現場及び現場事務所)
3.実施者:ショーボンド建設(株) 現場責任者 高橋 成典
国土交通省鳥取河川国道事務所発注工事 「国道53号京橋他橋梁補修工事」施工者
いざというとき子どもたちが助けを求めやすい環境を整え、また「子ども110番の工事現場」を子ども達に周知するために以下の取り組みを行います。
1)国道53号京橋補修工事現場及び現場事務所に子ども110番の工事現場看板を3枚設置します。
2)現場作業員全員に子ども110番ロゴ入りチョッキを着用させ、作業を行ないます。
3)登下校時の児童、生徒達に必ず挨拶をし、作業員の身だしなみを整えるようにします。

「子ども110番の工事現場」
ロゴマーク
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子ども達が実際に助けを求めた場合の対応は次の通りとし、現場作業員全員に対し周知を行います。
1)子ども達が工事現場へ助けを求めた場合、速やかに智頭警察署、学校、郡家国道維持出張所に連絡します。また、怪我等がある場合は救急車を要請します。
2)助けを求めた子どもは安全な場所へ保護します。場所は現場事務所とします。
3)現場作業員へは、マニュアルを配布・説明し周知させます。
国土交通省郡家国道維持出張所は本工事の発注・監督者として、「こども110番の工事現場」の取り組みについて保育園、小中高等学校及び智頭町、智頭警察署への説明を行い、制度の周知や調整を行ないます。
また、子どもが現場に助けを求めた場合は、ショーボンド建設(株)からの連絡により、警察への協力等を行います。
「こども110番の工事現場」は平成17年度に国土交通省広島国道事務所で最初に実施され、鳥取県内では本現場が最初の取り組み箇所となります。
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