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平成19年 3月 30日

子ども達の通学路を安全・快適に 国道53号京橋通りリフォーム事業 現地点検について
− 京橋の歩道拡幅工事が完成したので地元と現地点検を行います −

 一般国道53号のうち智頭町の京橋交差点〜智頭郵便局前交差点間については、国土交通省郡家国道維持出張所と智頭町と地域住民組織の「かわらまち夢つくり委員会」で意見交換を進めながら、歩道の改良事業を進めています。
 このうち、平成19年1月から工事を進めてきた京橋下り線の歩道拡幅工事が完成したため、現地を点検し、意見交換を行います。また、残る区間の智頭郵便局前交差点付近や桑名医院前の歩道部分の計画や、智頭農林高等学校の協力を仰いで行う案内サイン計画の説明、意見交換を予定しています。
 今回実施する意見交換をもとに、平成19年度も引き続き国道53号京橋通りのリフォーム事業を行っていく予定としています。


現地点検日 平成19年4月5日(木) 15:00〜16:30
集合場所 鳥取県八頭郡智頭町智頭地内 国道53号京橋
※車でお越しの際は、智頭スノーステーションに駐車できます(別紙参照)
点検内容 (1)国道53号京橋下り線側の歩道拡幅完成現場の現地点検
(2)国道53号京橋〜智頭郵便局前交差点間 (L=約220m)を歩いて点検
(3)智頭町総合案内所会議室で意見交換
 ・工事完成箇所についての意見
 ・残りの区間の歩道、安全施設等の計画
 ・智頭農林高校生の製作による案内サイン計画

【概要】

 国土交通省郡家国道維持出張所では、通学路であり且つ町の住民の方が多く利用されている、国道53号智頭郵便局前交差点から京橋交差点間の歩道について、安全で快適な歩行空間の確保を目指して歩道改良の検討を行いました。
検討は、実際に歩道を利用される機会が多い地域住民の声を聞きながら事業を進めた方が

 (1) 利用者の要望を反映出来ること
 (2) 事業の協力が得られやすく工事をスムーズに進めることができること
 (3) 道路管理への地域住民の協力が得られやすいことなどから

郡家国道維持出張所と智頭町、及び国道沿線の地元住民組織の「かわらまち夢つくり委員会」とで意見交換会を開催し、意見交換をしながら歩道計画をつくり、京橋下り線側歩道工事を実施しました。尚、意見交換会は第1回(H18.10.11)、第2回(H18.11.30)、第3回(H19.1.25)の計3回行っています。
第3回意見交換会の様子 H19.1.25 第1回意見交換会の現地点検の様子 H18.10.11

【第4回意見交換会の概要】

平成19年1月末〜3月下旬で、国道53号京橋下り線側の歩道拡幅工事を施工しました。
工事の完成を受け、第4回意見交換会を下記の通り行います。
 
開催日時 平成19年4月5日(木) 15:00〜16:30
集合場所 智頭町智頭地内の国道53号京橋(別紙地図参照)
内容 (1)国道53号京橋歩道拡幅工事完成部分の説明、及び現地点検
(2)国道53号京橋〜智頭郵便局前の歩道点検
(3)智頭総合案内所2F会議室にて、現地点検及び智頭郵便局前交差点等の歩道や安全施設計画、智頭農林高校生製作による案内サイン計画についての意見交換を予定
※智頭郵便局前交差点では平成19年2月にダンプトラックが民家に突っ込む事故もあったことから、交通安全施設の議論を中心に行います。

○かわらまち夢つくり委員会
 古くから継承された豊かな環境と伝統的な町並みを生かしていこうと平成14年に発足しました。委員は智頭町の中心部に位置する智頭町河原町(かわらまち)一丁目〜四丁目の町内会長、副会長等が中心となった約40名の組織で、現在の会長は徳永起宏氏です。

○京橋歩道拡幅計画
 一般国道53号京橋の歩道拡幅を検討するにあたっては、短期間で対策できるものを念頭に検討し、道路幅員は変更せず、車道及び路肩幅員を減少させることで歩道を広げる計画としました。
 また、「かわらまち夢つくり委員会」との意見交換会で、歩道の舗装材料や色についても意見を交わし、透水性でゴム材料を利用した弾性舗装で行うことにしました。弾性舗装は滑りにくく、適度な弾性を有する舗装で、足にやさしく、転んでも怪我をしにくい性質をもっています。
 色は智頭宿の町道で使用されている「まさ土色」が落ち着きがあって良いとの意見から、まさ土色に近い薄茶色を使用することにしました。

【平成18年度実施工事内容】

(1)国道53号 京橋下り線歩道の拡幅   従前約1.4m→拡幅3.3m(橋中央部)

(2)国道53号京橋部分の車道幅員の変更
    下り線 直右折レーン幅 現況 3.25m→2.75m 路肩 現況 2.0m→0.75m

(3)工事期間   平成19年1月31日〜3月29日

(4)工事施工者  中央建設(株) (鳥取市河原町) 工事名:郡家管内歩道設置他工事

(特徴)
・歩きやすい歩道にするため、透水性の弾性舗装にしました。
・バリアフリー化のため、段差の解消やすり付けを緩やかにし、歩きやすく、また自転車が歩道に乗りやすい構造にしました。
・橋の構造上、段差が残る箇所があったため、段差がわかるように配色を変えたり、目印となる発光ライトを設置しています。

【参考図】




問い合わせ
国土交通省 中国地方整備局
鳥取河川国道事務所
郡家国道維持出張所長  坂本 繁幸
0858−72-1231
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