基調講演 |
昨年8月の台風23号の際に、大きな被害をうけた兵庫県豊岡市の、中貝宗治さんが「私たちは、どのようにして台風被害と闘ったか」というテーマで講演を行いました。
講演より
災害の現場では、「黄金の72時間」という言葉があります。72時間をこえると生存率が極端に下がるということで、72時間以内の救助が大切です。私たち行政も全力をあげますが、住民も自ら72時間は自分の命を守る心構えをしていただく。その両方ができれば、減災に役立つのではと市民に訴えています。 |
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豊岡市長 中貝宗治さん |
パネルディスカッション |
基調講演に続き、「昨年の災害を今後の防災に生かす」というテーマで、パネルディスカッションが行われました。 |
パネルディスカッションより
私たちが豊かな生活を享受しているツケが地球に影響し、その一つが温暖化現象、異常気象ではないかと思います。異常気象は集中豪雨を起こし、この集中豪雨に弱い河川は県や市が管理している中小河川です。狭い範囲に集中豪雨が降れば、中小河川は非常に厳しい状況に置かれます。また、集中豪雨は土砂災害を引き起こします。災害は忘れた頃にやってきます。忘れないよう、常に災害について考えることが大切です。 |
●パネリスト
鳥取市長 |
竹内 功 |
(財)とっとり政策総合センター理事長 |
道上 正規 |
旧用瀬町長 |
池本 茂晴 |
米子市ボランティア協議会会長 |
中川 容子 |
国土交通省中国地方整備局鳥取河川国道事務所長 |
安田 泰二 |
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●コーディネーター
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パネルディスカッションの模様 |