旧袋川は、古くから、鳥取の町なみの成り立ちにも大きな影響を与えた川として、地域の皆さまに親しまれてきました。
この川の名前が「旧袋川」となったのは、流域の治水対策として新しい河道が開削され、昭和8年に新しい川を「袋川」、古くからの川を「旧袋川」として河川指定されてからのことです。
しかし、それ以降も古い方の川を「袋川」と呼ぶ方も多く、千代川news2月号でもお伝えしたように、「普段、自然に呼んでいる『袋川』を正式な名称にしてほしい」と、平成17年度に旧袋川沿川のみなさんで構成される河川愛護団体「袋川をはぐくむ会」が7,534名の署名を集め、名称変更の気運が高まりました。
その声が実を結び、3月31日には国での審議を経て、名称変更が決定し、その後4月13日に官報告示され正式に名称が変更されました。
これにより、これまで「旧袋川」の名称だった川は「袋川」となり、大杙堰から千代川までの川は「袋川」から「新袋川」という名称になりました。皆さんに愛される袋川。これからも大切にしていきたいですね。 |
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