中国横断自動車道姫路鳥取線は、姫路市を起点に兵庫県・岡山県・鳥取県の3県を結び鳥取市に至る、延長約86kmの国土開発幹線自動車道です。
このうち、中国縦貫自動車道から鳥取市を結ぶ佐用JCT〜西粟倉間及び智頭〜鳥取間(合計約43km)は、新直轄方式※により整備しています。
日本道路公団が民営化された後、必要な高速道路を国が直接整備するために決められた方式のことを指しています。
国土交通省が新しい形で工事を進めていくことになったので「新直轄方式」と呼んでいます。
今までの高速道路と新直轄方式で造られる新しい高速道路との大きな違いは、「無料の高速道路」になることで、より利用しやすく交流の活性化につながることが期待されています。
鳥取県東部地域と山陽地域や京阪神方面との連携強化により、輸送・移動時間の短縮が図れ、産業・経済・文化・観光面での活性化が期待されます。
国道53号が事故や災害で利用できなくなったり、渋滞などで道路としての機能が低くなったとしても、姫路鳥取線が整備されることで、代替路としても機能し、南北の交通は確保されることになります。
このことは、高次医療サービスの享受など、緊急時における円滑・迅速な活動の支援に繋がり、災害時における安心度・安全度の高い生命線にもなります。
※リダンダンシーとは、自然災害等による障害で道路の一部区間が通行不能となっても全体が機能不全にならないよう、交通ネットワークを多重化することです。