・中国地方の道路延長をS55年当時と比べると、高速道路が約3.2倍に伸びているのに対し、一般道路は1.08倍とあまり整備が進んでいないのが現状です。
・道路延長と交通量の関係を見ると、高速道路は約5%の延長で11%の交通を、一般国道(直轄)は8%の延長で28%の交通を支えています。
道路種別 指標値 シェアー
延長
(km)
走行台キロ
(千台km)
(延長) (走行台キロ)
S55 H9 S55 H9 S55 H9 S55 H9
高速道路計 286.5 910.7 1,147.7 9,309.2 1.6 4.6 2.2 10.6
一般国道
(直轄)
1,531.3 1,604.2 18,095.4 24,950.1 8.3 8.1 35.2 28.4
一般国道
(他)
1,996.1 3,395.6 7,048.2 17,144.4 10.8 17.1 13.7 19.5
一般国道
合計
3,527.4 4,999.8 25,143.6 42,094.5 19.1 25.2 48.9 47.9
主要地方道 4,637.3 6,152.0 11,185.2 20,683.0 25.1 31.0 21.8 23.5
一般県道 10,013.6 7,767.6 13,959.0 15,807.1 54.2 39.2 27.1 18.0
一般道路計 18,178.3 18,919.4 50,287.7 78,584.6 98.4 95.4 97.8 89.4
合  計 18,464.8 19,830.1 51,435.4 87,893.8 100.0 100.0 100.0 100.0
出典:道路交通センサス
 
・国土の幹線的役割を担う中国道、山陽道の交通量の推移を見ると、平成4年頃から山陽道へシフトしている傾向が見られます。
・利用の状況を見ると、中国道、山陽道の平日利用交通の大半は、貨物車となっています。
・一方、休日では、大半を乗用車が占めています。
 
 
・人の移動はS45年以降、鉄道から自動車に転換し、年々増加傾向にあります。
・貨物の輸送では、宅配便による小口貨物輸送が進展しています。
・貨物輸送の輸送機関分担率の推移を見ると、自動車による輸送が増加しています。
・また、山陽側に比べ山陰側で自動車による貨物輸送の割合が高くなっています。
      注) 1.郵便小包は郵政統計年報、
        JR手小荷物は鉄道統計年報より作成。
      2.JR手小荷物は昭和61年度で廃止。

 
・自動車免許保有者数では、女性の増加が著しい状況にあります。
・1世帯あたりの自動車保有台数をみると、都市部(市部)約1.6台であるのに対し、地方部では約2台の保有数となっています。

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