生態湿地公園
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ウマノスズクサ
ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属
別名 ウマノスズカケ
堤や原野に生えるツル性の多年草です。6〜8月ころ、葉の付け根に長さ3〜4cm、ラッパ状で紫緑色の花が咲きます。
花の付け根のラッパ状に膨れた形が、馬の首に架ける鈴に似ているためついた名です。ジャコウアゲハ(蝶)の食草です。
オトギリソウ
オトギリソウ科 オトギリソウ属
別名 オトギリ、タカノキズグスリ
日当たりの良い草地で高さ30〜60cmになる多年草です。葉には黒い油点が散らばり、花や萼にも黒点があります。7〜9月直径2cm程度の黄色の花をつけます。古くから切り傷や神経痛の薬として知られています。和名は、鷹の傷薬として兄が秘密にしていたのを弟が人にも漏らしたので兄が怒って弟を切ったことから名がつきました。花言葉は「秘密、迷信、盲信」です。
クワイ
オモダカ科 オモダカ属
中国原産の水田に栽培される多年草です。オモダカの変種で地中の匍匐枝の先端に出来る直径3〜5cmの球茎を、縁起の良い食べ物として正月料理などに使います。葉は根生し、長さが30cm程度になります。8〜10月に花茎の上部に2cm程度の白い花を3個づつ輪生させます。名は、食べられるイ(灯心草)の意味でつけられました。 花言葉は、「縁起が良い」です。
ヘラオモダカ
オモダカ科 サジオモダカ属
溝や浅い池に生える多年草です。根茎は、短くひげ根を出します。花茎は、普通50〜70cmで7〜10月に白い小さな花を咲かせます。葉は根生し、柄を含めて30cm位です。 箆面高は、葉の形がヘラに似ているオモダカからつきました。
カワラハンノキ
カバノキ科 ハンノキ属
別名 メハリノキ
川沿いに生える落葉低木です。高さは5m程度までに成長します。葉は、倒卵型で長さが5〜10cmです。ひも状の花が早春に咲き、やがて黒っぽい丸い実になります。 川原に生えるハンノキから名がつきました。
ガマ
ガマ科 ガマ属
池の緑や水中に生える多年草です。因幡の白兎は皮を剥がれ苦しんでいました。大国主命に言われて、真水で洗い、ガマの穂に包まり傷が治って元の体になった話があります。ガマの花粉は、穂黄といって止血作用があることが判りました。古事記の頃から効用が判っていたのかも知れません。生態湿地には、仲間のヒメガマやコガマもあります。 花言葉は、「予言・従順・救護」です。
ホタルイ
カヤツリグサ科 ホタルイ属
湿地に生える1年草です。水中では主に種子繁殖をしますが、湿地や休耕田など水が少ないところでは、基茎部が膨らんで塊状になり、翌年の発生源になるので、近年は多年草とみなされています。稈(くき)の高さは40〜60cm で節がなく一箇所に集まって株を作ります。7〜10月に花をつけ、茎の先に1〜8個の小穂がそれぞれに30〜60の種子をつけます。
ミゾカクシ
キキョウ科 ミゾカクシ属
別名 畔筵
湿ったところに筵を敷いたように咲く多年草です。花の形が変わっていて、扇を開いたような咲き方で地面に這っていますのですぐ見つかります。 あたり一面を埋め尽くすほど咲き、溝を一杯にするところから名がつきました。花は、6〜10月にかけて咲き、紅紫色です。
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